認定看護師

認定看護師になるには?

認定看護師へは、看護師・助産師・保健師の国家資格のどれかを所有している人であり、臨床での実務経験が5年以上必要となります。
5年のうち、3年以上は自分が希望する認定看護における専門分野の臨床経験が必要です。

認定看護師の受験資格

臨床での必要な実務経験獲得後、日本看護協会指定の認定看護師養成学校(全日制)にて、6ヶ月以上の講義を合計で600時間以上(この時間内に含まれるのは学内での実技演習・病院内での臨床実習200時間以上、共通科目が90時間以上です。希望している専門基礎科目・専門科目は定められた時間規定はありません。これらが養成学校期間内にて必要とされます)を獲得することにより、認定看護師の受験資格を取得することができます。

外国において、日本で規定されている実務経験および教育機関で学ぶ内容と同等以上の教育を受けていると、日本看護協会が認めた場合は認定看護師の受験資格を得ることができます。

認定審査の概要

受験資格取得後、認定審査(認定看護師受験)を受けます。審査料(受験料)は5万円を振り込むことになっています。
審査方法はマークシート方式の筆記試験となります。また四つある選択肢の中から一つを選ぶ四肢択一の問題方式です。

出題方式は客観式一般問題と客観式状況設定問題となっていて、審査当日は試験会場入りし、オリエンテーションを受けたあとに受験することになります。この審査に合格することで認定看護師として活動することが出来ます。

認定看護師の役割と認定看護分野とは

認定看護師が持つ役割には、実践・相談・指導があります。

実践は、患者個人やその家族、病院に入院している患者や医療従事者などの集団に対して、認定看護師を取得する上で身に付けた、高度な看護知識と熟練した技術を扱い、質の高い看護ケアを提供することを役割としています。

相談は、看護師および医療従事者に対し、患者の問題解決の手助けをするために専門的な知識の提供など協力をするためにコンサルテーションを行います。

指導は、患者に提供する看護ケアを通して、他の看護師や医療従事者に専門的な指導や知識の提供を行います。

認定看護分野の種類

日本看護協会にて決定されている認定看護分野は21分野(平成22年2月時点)とされています。

認定看護分野には皮膚・排泄ケア、感染管理、透析看護、糖尿病看護、摂食・嚥下障害看護、がん化学療法看護、がん性疼痛看護、乳がん看護、がん放射線療法看護(平成22年制定開始見込み)、手術看護、脳卒中リハビリテーション看護(平成22年制定開始見込み)、緩和ケア、不妊症看護、小児救急看護、救急看護、新生児集中ケア、集中ケア、認知症看護、訪問看護、慢性心不全看護(平成23年度中に開講、平成24年度には認定看護師の成立予定)、慢性呼吸器疾患看護(慢性心不全看護と同じく、平成23年度中の開講を目指し、平成24年度には認定看護師が登場予定)という21分野の中から、希望する分野を選択できます。

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