専門看護師

専門看護師の役割・受験資格とは

看護師に医療上の業務などの役割があるように、専門看護師にも役割があります。
専門看護師の役割には教育・相談・調整・実践・倫理調整・研究という役割があり、それぞれに意味があります。

教育には、看護師を対象に看護ケアの質を上げるための教育的な役割を行うという意味があり、相談には看護師及び患者に医療・看護を提供する医療従事者と協議をするということが意味されています。

調整は、患者のニーズに合わせた看護ケアがスムーズに遂行されるように、保健・医療福祉に関わる医療従事者の調整を行ったり、実践は患者やその家族、病棟に入院している集団に対して高度な看護ケアを実践します。

また倫理調整は、患者並びに家族や、病院で生活する人の集団の権利を誰にも侵されないように、倫理的問題や患者の心理に潜む葛藤などの問題解決を図ったり、研究では専門知識またスキルの飛躍や啓発のために臨床などの実習で研究活動を行うことを役割とされています。

専門看護師になる!

専門看護師を受験するために必要なのは、厚生労働大臣の認定を受けた看護師・保健師・助産師の国家資格を一つでも所有している人たちでなければなりません。

次に日本看護系大学協議会専門看護師教育課程基準において指示されている履修科目の単位を獲得している人です。
この受験資格は更に内容が3つに分かれていて、そのうちのどれかを満たした人が受験資格を得ることができます。

  1. 看護系大学大学院に入学し修士課程を修了した人で、日本看護系大学協議会専門看護師教育課程基準にて決められた単位を得た人となります。
    ですので、看護系大学大学院修士課程を修了した人の中で、日本看護系大学協議会専門看護師教育課程基準において決められた単位を取得していない人は、受験資格に必要とされる単位を得なければなりません。
  2. 看護系大学ではなく、看護に関連した医療・福祉系の大学院等を修業した人で、日本看護系大学協議会専門看護師教育課程基準の必要とされる単位を獲得した人。
  3. 外国にて看護系大学大学院に入学し修士課程を修めた人or看護系以外の大学院等から日本看護系大学協議会専門看護師教育課程基準の単位を獲得した人と同レベル以上の知識を学んだと認定された人が受験資格を認められます。

実務経験による専門看護師資格の取得

専門看護師を取得できるのは、大学院にて修士課程を修了した人たちだけではありません。専門看護師の資格を取得したい人は、必要な国家資格(看護師・保健師・助産師)を取得後、臨床での実務経験を5年以上必要とし、またその5年のうち3年以上は専門看護分野の臨床研修が必要となります。

さらに臨床研修のうちの6ヶ月以上だけは専門看護師として必要な教育課程修了後の実務研修を行わなければなりません。

専門看護師が扱う分野とは

看護師などの指定された国家資格所有者が専門看護師になる際に選択できる専門分野は、急性・重症患者看護、がん看護、慢性疾患看護、精神看護、感染看護、小児看護、母性看護、老人看護、地域看護、家族支援となっています。

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