試験内容

学校により違う合格率

合格率を学校別に見ると、全日制の学校で91.8%、定時制学校で87.3%、通信教育で80.9%という数字が第97回(平成20年厚生省調べ)看護師国家試験で表れています。

全日制の学校でも成績の良かったのが看護系大学で99.0%、不良だったのが高等学校専攻科で48.8%となりました。

高等学校専攻科全体として見たときの成績は低かったものの、全日の3年制・2年制と受験者別に現したものでは、高等学校専攻科が93.2%と高い数字を出していました。

看護師国家資格を知ろう〜試験概容

国試を受けるためには、まずは受験資格の獲得です。
看護大学、看護短期大学、看護専門学校で3年または2年間の課程を修業することで受験資格を取得することができます。

大学によっては保健師の受験資格を同時取得でき、また4年制の看護大学の中には看護師・保健師の他にも、養護教諭や助産師などの受験資格を獲得できる学校があるようです。

看護師になる・国試にチャレンジ

看護学校に通っている人たちにとって国家資格が一番緊張するものと思います。
国試の概容をきちんと捉えているかで受験の心持ちにも少し余裕がでてくるかと思います。

看護師国家資格の概要について一つずつご紹介しましょう。

試験日は毎年一度の実施、2月の下旬・日曜日となっています。
問題の回答方法はマークシート方式で、5つの問題の中から1つを選ぶ五肢択一、または2つを選択する五肢択二、4つある選択肢の中から1つを選ぶ四肢択一での解答方式となっています。

試験科目

小児看護学、成人看護学、老年看護学、基礎看護学、精神看護学、母性看護学、在宅看護論、疾病の成り立ちと回復の促進、人体の構造と機能、社会保障制度と生活者の健康となっています。
以上の中から必修問題、一般問題、状況設定問題の3区分に分かれて出題されます。

合格ライン

必修問題は問題数の80%以上の正解数を、一般問題・状況設定問題は年度毎に問題数が異なり、両方を足した問題数の60〜70%以上の正解数が合格基準となります。

必修問題は定められた基準や水準に、個人がどの程度達したのかを評価する方式であり、一般・状況設定問題は受験者の学力が受験した人たち(集団)の中において、どの程度の位置であるか(相対的位置)を評価する方式です。

受験料と合格発表

国試を受験するのに発生する手数料は5.400円、合格発表は毎年3月の下旬となっています。

看護師国家資格どう勉強する?〜上手な勉強法

看護学校に入学したからにはもちろん国家試験に合格して、看護師として働きたいですよね。

入学から受験までの短い期間で多くの知識を学ばなければいけず、時間に追われている看護学生は、受験対策に何から手を付けて良いか悩んでしまいます。
しかし闇雲に勉強しても、しっかり身に付いているとは限りません。スケジュールを組み、ポイントを抑えた学習が国試のミソとなるのです。

過去問を使った正しい勉強法

国試は年度を重ねるごとに難易度が上がってきています。
そのため問題のケアレスミスなどが許されませんので、正確な知識を身に付けて行かなければなりません。

また今までの問題形式は四肢択一だったのに対し、五肢択一・二問題が導入されました。過去問で択一方式の問題を繰り返し解いて勉強していると、段々とパターン化してきて大体の解答が分かるというようになってきます。
ですが予想で解答するのでは、国試においてとても危ない賭けになりますし、ただただ繰り返し解いているだけでは身に付かず、時間のムダです。

だからといって過去問を勉強するのがいけないわけではありません。

過去問の択一問題を予想で解答するのではなく、繰り返しの中で出題傾向を把握し、選択肢である問題のなにが間違っているのか、この選択肢はどうして正解なのかを根拠に基づき、解答することが国家試験突破への正しい知識が身に付くのです。

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