看護師

患者さんに一番近い存在である看護師

看護師は、昭和23年施行(2001年改正)の保健師助産師看護師法により、国に定められています。
厚生労働大臣より認定・免許を受けた人であり、病気や怪我をした人、または出産して間を置いていない褥婦が病床で体を休まる間の世話や、医師が行う診療の補助を行う人のことを看護師と呼んでいます。

病院内には看護師のほかに医師をはじめとした医療従事者がたくさん居ます。ですが、どの医療従事者よりも患者に一番近い存在であると思われるのが看護師です。

学会や会議、外来診療などに忙しい医師は、とても一人の患者だけを看ていることはできません。
そこで医師と患者の橋渡しをするのが看護師でもあるのです。

看護師は通常業務の他にも、手術時や感染症発生の緊急事態時、病院以外でも災害時になど色々な場面でその役割を求められるのです。

手術時における看護師の役割

手術は患者が一番センチメンタルになりやすい時期です。
そのため看護師も患者への動向を気にかけて対応しなければなりません。
オペの日時が決定してから、当日オペ室に入るそのときまで体調の変化に注意し、不安の軽減に努めなければなりません。

オペ当日は歯みがきや洗顔などを済ませ、前投薬などの投与・服用目的の説明と確認、オペに適した姿勢などを取らせるなど、一つひとつ間違いの無いように準備をしなければなりません。

さらにここで重要になるのが患者の取り違えです。
病棟内に同名の患者が2人居た場合、どちらの患者なのかをしっかり確認しなければいけません。

またオペ看護師に引継ぎを行うときも患者の氏名・年齢・血液型、既往歴と現病歴、アレルギーの有無など、間違いがないように伝えなくてはなりません。

感染症が発生した時の看護師の役割

感染症発生時には、アウトブレイク(一つの国を含んだ内部で流行する感染症:SARSなど)や世界的な感染症の流行のパンデミックの危険性を視野に入れ、医療従事者の立場から感染を最小限に止めることと、患者のケアに努めます。

伝染性ウイルスの病気(インフルエンザ、麻疹など)、結核、針刺し事故などの流行や事故が予想できる、感染症の立案やマニュアルを作成し、医療従事者の対応を徹底させるなどです。

また院内感染の場合、外来などの人の多く行きかう場では医療従事者が媒体となる可能性があります。
医療従事者を介して次々と感染していきますから、医療従事者の徹底した手洗いなどの感染予防が重要となります。

災害時の看護師の役割

巡回診療に使用する機材や薬品の準備、二次災害や避難所生活での環境・防疫・疾病問題に対する資料の作成を行います。

被災地では急性期にある人の手当や処置が優先されますが、被災者である避難所生活を送っている人たちの精神的ケアを行う必要があります。
また看護者自身が災害時での急性疾患に対処するための知識とスキルを身に付けておかなくてはなりません。

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